JEAでのリンパドレナージの授業としては26名という記録的な大人数のクラスでしたが、
とても良い雰囲気のクラスでした。講師は私含め4名、講師研修生が1名と、
総勢5名いましたので、技術指導も充実していたと思います。
参加者の皆さんは、これから病院でアロマセラピストとしてお勤めが決まっている方、看護職や介護職の方、サロンをされている方、これから開業を目指される方、ご自身の為に学びに来られた方まで、いつものようにバラエティに富んでいました。
指先の感覚神経を極限まで研ぎ澄ませること、そして手の力を抜く事がこの技術のツボです。
これがある程度体得できると、こんなにセラピストが楽な技術はないのです。
オイルも精油も使わず、こんなにソフトなタッチで結果が出てしまうのですが、
決して、怪しい療法ではございません。1930年代に生み出された手技療法で、1960年代にはドイツで保険適用にもなりましたし、この技術を使って日本の病院でもリンパ浮腫治療を行っています。
でも、この技術がとっても役立つのは、私たちが日常経験する多くの不調や痛み、そして体中の組織を浄化する事でもたらされる美と健康です。
ベーシック修了生の皆様、4月のセラピー1でさらにセラピーとしての技術と知識を付ければ、
多くの人に喜んで頂けますよ。そのためにも、4月までの間、練習を沢山してきてくださいませ~。
ギル 佳津江