昨日、ドクター・ボッダー式リンパドレナージ(MLD)の8月期ベーシックコースが無事終了しました。
今回はいつもに増して、真剣度の高いクラスでした。
半数以上が看護師、そのほかもエステティシャン、サロンセラピスト、薬剤師、柔道整復師、
鍼灸師というプロの方ばかりだったからでしょうか?
受講者17名に対して、講師が4名という講師密度の高いクラスでもありました。
ベッド2台にほぼ1名の講師という状況ですが、
それくらいしっかりした技術指導が必要なので、そういうことなってしまいます。
いつもそうなのですが、羽のように軽いタッチで皮膚をしっかりとストレッチするという、
通常のマッサージとはまるっきり違う手の使い方に、最初の二日間はちょっと真っ青、汗、汗!
心の中が見えたとしたら、皆さんかなりのパニック状態だったことでしょう。
くじけそうになる生徒さんを励ましつつも、妥協しない講師の指導に、皆さんもよく頑張って
ついてきてくださいました!
土日2日間を3回という形式だったので、間が5日間空くことは、
お仕事の都合がつけやすいし、気持ちの立て直しには良いですが、
その間、何もしないと、学びかけの技術を忘れ去ってしまい、
翌週、一から出直しになってしまうというリスクもありました。
そこで、皆さんに毎週ケーススタディの宿題を出させていただきました。
そうすると、中には、緩和ケアの患者さんにしてくださって、
ご家族が驚くほどお顔の皮膚の状態がよくなったり、
不眠で、普段アロマをやってあげても眠らないお友達が、すっかり眠ってしまったり、
ステロイドしか治療法がない難病をお持ちのご友人にしてあげて、痛みが緩和されたり、と、
まだまだ初心者の技術でも、いい結果を出されていました。本当にすごいですね!
こういうことが、また、生徒さんの技術の習得に対するモチべーションをアップさせたのは間違いありません。
授業終了後の1時間はいつも教室を開放していましたが、
毎回、何人もの方々が残って練習され、本日最終日で、お疲れもあるはずですが
(MLDを受けると疲れにくくなるというメリットもあるのでけど)、
何人もの方が1時間しっかり練習されてお帰りになられました。
このクラスの大多数の方には、また11月のセラピー1でお目にかかれますね。
2か月の間に、良い症例をたくさん取ってきてくださることと思います。
皆さん、お疲れ様でした。頑張ってくださってありがとうございました!
サポートメンバーのAさん、講師の皆さん、サポートチームの皆さんもお疲れ様でした!
ちなみに、写真の手のポーズは、後ろの人たちは宝塚、前の人たちは、下あごのワークの手の形です。
それにしてもなんで宝塚なんでしょうかね?